マウスの実験で示されている減塩食による降圧への期待

高血圧は血圧が高い状態が常になってしまっている病気であり、血管に大きな負担がかかることによって動脈硬化を経て脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などの致命的な疾患に発展してしまうリスクがあるものです。生活習慣にあまりよくない点があることによって血圧が高いのが常になってしまっていることが多いため、その原因を探って改善を行っていくということが降圧のために必要になります。大多数の人に共通することとして塩分を過剰摂取しているという状況があり、減塩の食事を心がけることによって降圧を期待することができるとされています。直感的には減塩がなぜ降圧につながるのかということは素人目にはわからないものですが、理論的には塩分の過剰摂取が血圧を高めてしまう可能性があることを示すことができます。また、マウスを用いた実験においてその正しさが示されているというのも重要な証拠としてよくあげられるものです。マウスの餌に含まれている塩分濃度を変えることによってマウスの血圧の状態が変わるということが実験的に示されており、減塩食を食べたマウスの方が血圧が低く、高い塩分の餌を食べたマウスは血圧が高くなるという結果が報告されています。こういった状況があることから、降圧が必要とされる高血圧患者だけでなく、そのリスクがある人達に対しても減塩食を心がける呼びかけが広く行われるようになってきているのです。減塩食を心がけていくことによって高血圧になるリスクを下げることが可能であり、それによって多様な疾患にかかってしまうリスクが低下することから、健康寿命を伸ばしていくことができます。そういった呼びかけによって減塩への意識を高める動きが強まっています。